Sony Discman D-90


Sony Discman D-90です。
発売は1989/2/21、当時\37800。
兄弟にD-99という1bit DAC搭載の見た目同じ機種があります。
D-90は16bit DAC


最初は不動。電源も入るしDiscも回る。でもそれでおしまい。
ピックアップが動いてないなって気づく。



何だか問題がありそうなギヤを外して実験すると、
モーターは回ってることを確認できる。



ギヤを掃除して



古いグリスが固着してるシャフトも一応磨いて
(注:磨く前の写真です)



他所も全部清掃、グリスアップして動くか実験



回った!ぶれた!



実験はとても横着に実施してます。
スイッチの基盤は別になってるので基盤だけはめてる。



そのスイッチの基盤無しで再生させる裏技が何故か
下蓋内部に貼ってあります。普通に基盤さしてゴメンナサイ。


再生確認に使ったCDによっては読まない事があり焦ったけど、
ここまでで一応再生には成功。


でも変な音。ぶわんぶわんぼわぼわ。
BassブースターDBBかな?
っと思い確認してみるとOFFになってる。
でもONにしても変わらない=接触不良ということで。



ちょっと確認してみたけど中で腐ってるようだったので、
どうにもならない・・っということで素直にジャンプ。
DBB以上に音が変になってたのは同時に接触してたんだと思う。
右から元、Normal、Middle、MAX。のはず。基盤的には。


で、また組み立てて事態は収拾。普通に再生できる・・・
ようにはならず今度はRightだけ音量が低い!


ヘッドフォンジャック周りとか色々見てみたり、
はんだ打ち直したりしてみても改善されず。
流石に疲れて挫折。多分ボリュームかなぁ?



ArrowつなげてLineout聴いてみると普通に使える。
古いPCDPってことで解像度はちょっと良くない気がするけど、
何だかD-33を控えめにした感じ。悪く言えば雑。
もう疲れてるからよくわかんない!



一応周波数特性。


Phoneで聴いてみたかったな。
これあと回転音というか、上蓋のディスク押さえのつくりが悪くて、
擦れる音がうるさいのが短所といえば短所。

追記:D-99はそうでもないから、多分トラバースが沈み込んでて、
接触が悪くなってるとかかもしれない。


努力が報われきってないのですが、
まぁまがいなりに動いたので良しとする。


チャオ