SONY Discman D-223
SONYのDiscman D-223です。
何だか久しぶりなPCDPネタな気もします。
1993/4/21発売の機種。
定価は25000円。黒、青か銀かわからない色、ピンクの3色。
所持機はピンクです。携帯のシャンパンピンクっとかそんな感じの色。
単三2本で稼動。ACアダプタは4.5Vのセンタープラス。
液晶リモコン付きだけどイヤフォンはマイクロプラグ仕様。
うきょう先生おススメの機種。
いざとなったら直してもらおうと不動品のブツをワンコインで入手。
右側面。
AVLS、リモコン/フォンアウト、ボリューム、ラインアウトが並びます。
ボタンは金色でゴージャス。
左側面。埃が・・・
RESUME,HOLD,DBB(低音ブースター)が並びます。
天窓。1bit DACです。
付属品。ポーチは洗いました。
リモコンのヘッドフォン端子はマイクロプラグ。
ボタン押下後暫くは液晶バックライトが点灯します。
って動いてラッキーっとぬか喜び。
電源付いて再生するけど、フォンアウトは音が変。
鳴るんだけどボーカルキャンセルしてるみたいな音です。
ラインアウトは正常。
ピックアップはKSS-331Cでした。
この辺の機種はKSS-331が多いのかなっと。
電池フタの詰めは最初から折れてました。
中から破片が出てきたのを救出。
別に気にならないので修復してないけど。
トラバースを支えるブッシュが接着されてるのか癒着してるのか、
外れなかったので、引きちぎるのも怖かったのでそのまま。
とりあえず清掃して再テスト。
フタオープンスイッチはマスキングテープで押さえてます。
テスト用音源でチェックした結果、左右がごちゃごちゃ。
その後ダミーのプラグさして導電確認したところ、GNDが通ってませんでした。
そんで左右が逆相でお互いに漏れてて、
同位相のボーカルがキャンセルされてたっという事ですね。多分!
テスターで確認したらGND端子からすぐパターンが切れてました。
ってまんまうきょうさんの修理事例と同一原因でした。
ぺぺっと余った銀線で繋いで修理完了。
銀線を利用したことによって音にきらびやかさが出た気がします。嘘です。
修理後色々テストしたけど問題なし。
しゅうはすうとくせい。
大体真っ直ぐですね。比較の青線はD-515。
音質は文句の出ない部類だと思います。
個人的には上位機種のD-321より良い気が。
ホワイトノイズが微小にありますが、SE535で使っても気にならない程度。
インピーダンス高めのイヤフォンやヘッドフォンなら気づかないです。
何はともあれ、直ってよかったぜよってところです。
チャオ