KENWOOD DPC-77


KENWOODの古いポータブルCDプレイヤーです。
KENWOODといえば子どものころ、みんなKENWOODのコンポ買ってた記憶がある。
掃除機みたいなフォルムのウーファーが大人気でした。


ポータブルとは思えない重量を誇るDPC-77。
ポータブルというより据え置きを小さくしたって感じです。
電池は内臓されてて交換できないタイプ。


残念ながら不動。何とかしようとしても不動。
電源すら付かない。でも開けてみました。
基盤の画像を何枚か消してしまって中途半端なのは愛嬌。



基盤は2枚あって、ピンヘッダで2箇所接続されてる。
中央下と中央右の白いソケットがそう。



基盤2枚目アップ。中の人であるSONYさんの名前。



駆動部。配線があっちこっちに。
ちなみに半田付けされてたから外したりしてない。



筐体の底にはなんと金塊が。あるいはブツの隠し場所。
はめ殺しバッテリーです。サイズ比較にガム電池を置いてみました。
どうせ死んでるし外すとだいぶ軽くなった。



DACは16bitなバーブラウン。PCM60P。
評判は良いらしいけど、何分これは動かないので謎。



スリーブが後退しているのが怪しいという基準なら、
このコンデンサが原因かも?



この二つも。



こいつも。
合計0.47/50が3個。0.22/50も3個。
この2種類がボロくて全滅してるってなら交換すれば直る可能性も。



あと基盤表面に白っぽい汚れが。
アルコール+綿棒じゃ落ちませんでした。
直後は消えるけど、乾いたら浮き出る。


バッテリーに面している基盤だけだから、
多分バッテリーからのガスとかかな。
内蔵されてて外せないのだからしょうがないのだけど。
ガス室仕様。


画像おしまい。
中身はSony D-Z555という説も多少信憑性があるのかも。
バーブラウン、見た目サイズ、時期と共通点は多いと思います。
もちろん私はD-Z555持ってないから詳しくは知らないですが(笑)


2台あるSL-S490のコンデンサを交換して遊ぼうと思ってて、
コンデンサを注文してるのだけど、ちょうど2つとも被って注文してない。
いつか再チャレンジしてみようと思います。


チャオ