SHURE E2c(SCL2)の分解


SHURE E2cを分解するお話。
ブツは同等品のSCL2だけどE2cのほうが馴染みがあるのでE2cで通します。


昔所有してたのだけど、断線後紛失したE2cです。
元気なダイナミック型サウンドで一時期ブームに、
・・・なった気がするけど相当昔のお話かな。


写真の通り耳掛け部分のワイヤーからの断線。
そこを修理しようとして放置されていたジャンクを入手。


そんで分解してみようってお話です。
E2cラブな人には残酷な描写があります。気にしすぎ?w





グサッと。
まずは接合部分の円周上にカッターで切り込みます。
部品の構成上刃は通らないので程々の深さで。



ズバっと。
次に縦の接合部を切り裂きます。
こちらは刃が通るので、中身を傷つけないようにご注意を。



カッターは普通のものとデザインカッターを使いました。
デザインカッターは切っ先が折れてますが予備が行方不明なので気にしない。
最初の一太刀はデザインカッターのほうがやりやすいかも。


刃物での作業は慎重に。
ブツが小さいし変に力掛かるから結構怖いっす。



ぱかっと。



ドライバ(右)接写。
線が太いとか、ベトついたり、ガイドワイヤーが折れるなどなど、
トラブリティなケーブルですが、線材自体は中々シッカリしたもの。
(SCL2に変名したときにケーブル変わったんだっけ?)



左も同じく割って、分解完了。
ドライバはゴムのパッキンみたいなもの(写真のドライバの隣のわっか)で
固定されてるだけなので引き抜けばココまで解体できます。



ドライバ正面の接写。
ダイナミック型な振動版がチラ見。径は10mm弱くらい。



割った接合部は適当に薄くヤスリかけてから、
洗浄しました。ノズル内部もスッキリ。



説明書も付属してたので仕様だけパシャっと。


おしまい。


組み立てないのかよ!って感じですが、部品都合でここまで。
楽しみは後に取っておく。或いはネタを引き伸ばすっとも。


チャオ