WaveSpectraで周波数特性を測定


というわけで、次はWaveSpectraで周波数特性を計測するお話。
前回⇒
WaveGeneでテスト用信号 - 不器用貧乏メモ


ソフトは前回のWaveGeneと作者様は同じWaveSpectraを使います。
http://www.ne.jp/asahi/fa/efu/soft/ws/ws.html
他に必要なものは測定する機器とサウンド入力インターフェイス
私の場合はSE-U55SXを入力インターフェイスとして使ってます。


1.設定/Wave

まずはスパナボタンを押して設定を変更。
Waveタブの設定はメイン画面上の波形表示についてです。
メイン画面下のSpectrum結果には影響ない箇所なので適当に用途に合わせて。


2.設定/Spectrum

続いてのSpectrumタブの設定。
縦軸db,40,Auto、横軸Logとしてます。


3.設定/FFT

FFT=高速フーリエ変換。詳しくはググってください。
私はよくわかってません(汗)
サンプルデータ数は4096、関数はHanningとしてます。


4.設定/再生/録音

お使いのデバイスをご選択くださいっと。
録音枠のフォーマットの指定だけ前回のテスト用信号と合わせましょう。


5.いざ測定

右上のHz/Dbってアイコンの測定ボタンと、
左下のMain/Peakを押下。録音ボタンを押してスタンバイ。
で、入力に信号いれると測定が始まります。
測定信号には前回作ったスイープ信号を使います。
そのまえに基準用信号と入力デバイスの音量調整でレベルは合わせときます。



こちらはiPod Video(5G)(Rockbox3.7)のフォンアウト測定結果。
フラットですね。
画面下部のSボタンを押せば結果は保存できます。
Lを押して結果を読み込めば2種類比較できたりします。


続けてArrowの測定結果をとってる最中に、
iPodのバッテリーが無くなったので省略。電池もディスクも限界近いな・・・
ほぼ最後まで取れたグラフはiPod直と同じくほぼフラットでした。



おしまい。
実験っぽくて楽しいですね。
周波数特性で音質が決まるわけじゃないのですが、
何か変だな?って時や改造ビフォアアフターを見るときに、
計測しておくと変化が見えるケースもあって楽しいかも。


前回もそうだけど今回も内容に保障はございません。
誤りがあればご指摘頂ければと思います。


チャオ