Panasonic SL-S230


Panasonic SL-S230です。


比較的新しい1998年の製品。つっても13年前ですが。
公式に商品概要も、商品詳細も、取扱説明書もあります。


ラクタ箱からサルベージする試み。
要するに暇つぶしです。



見た感じ異常は無さそうなので、とりあえず電池入れてテスト。
ラメ柄エネループ可愛いです。


一瞬動いたのだけど、その後"F15"と液晶に表示されて不動。
電源は入れどディスクは回らずパターン。



原因が思い当たりませんが、とりあえず開けます。
裏面ではなく、中蓋にネジがあるのが少し新鮮。
蓋が大きく開くのでネジをまわすのには問題なし。



今回は蓋も外してみます。シャフトの無いはめ込みタイプ。
左から外側に引っ張りながら外します。



その後、右側も外します。
バネ位置記録のために撮った写真。



ピックアップのハーネスを外します。
両側をパチッと開いて上を向くタイプ。



基盤表。



基盤裏。



基盤裏、オープンプッシュスイッチ部分。
半田忘れ?一応付いてます。



劣化したグリス。
汚いけど固まって動かないって程じゃありませんでした。


写真はありませんが、この間に全掃除。
グリスは全部洗浄後、塗りなおし。外装も丸洗いの刑。



スピードファンの前持ち主の事を考えると胸が痛みますが、
シールをはがします。私もスピード嫌いじゃないですが。


ドライヤーで温めて剥がす方法でやったのですが失敗。
シール表面にセロファンコーティングみたいなのがあって、
剥がし剤やクリーム等の食卓裏技も無効。



結局お湯に漬けた後、カリカリ剥がしました。



水だけで汚れを落とせるスポンジで水研ぎ。
シールは落とせませたが結構ムラに。



コンパウンドでフィニッシュ。
ピカピカで嬉しい。


・・・故障直す前に何やってんだっと思わなくもなかったです。
後液晶部のスレ傷も消してます。



愛情をかければ直るものです。
・・・と言えれば綺麗に終わるのですが、フォンアウト右が鳴らず。


ジャックの問題かカップリングコンデンサの死亡でしょうか。
ラインアウトは左右生きてました。


その辺はまたの機会のお楽しみ。
目指せ乾電池駆動PCDPのレギュラー。


チャオ